コールマンのファイアーディスクにジャストフィットする風防「KOMOREび」販売開始
2023年04月18日 12:00
抜粋
オートキャンプ場も手掛ける株式会社柳沢林業と、老舗の機械設備メーカー株式会社ツカダファイネスが、コールマンのファイヤーディスクにセットして使用する風防「KOMOREび」を開発した。円盤にジャストフィットする様8角形の構造になっており、折り畳みもコンパクト。風防以外にも五徳としても使用ができ、ファイアーディスクの欠点を一気に解消できるとあって注目が集まりそうだ。
5種類の信州を象徴するデザイン
このギアの最も目を引くところがそのデザイン。このデザインは柳沢林業に所属する中畝健登氏が務めており、デザインから制作、販売まで「信州」で完結している。8面ある風防には全部で5種類のデザインが入っており、それぞれに思いが込められている。
赤松
松本のシンボルツリーとされる赤松。ギアを手掛ける柳沢林業をイメージしたかのような「木こり」が作業をしている様子が描かれている。
唐松
落葉針葉樹の唐松は、信州の四季を彩るのに欠かせないとの事。夏と冬バージョンに分かれており、冬の絵には山を歩く木こりの姿も。
白樺
白樺派長野県の県木となっており、ドライブスポットであるビーナスラインにも白樺林が広がる。特徴的な樹皮と枝ぶりもしっかり再現されている。
コナラ
火力・火持ちが良い薪になる事で知られる「コナラ」。ドングリを落とし、森の生命力の象徴とされている。
クリ
信州の里山に欠かせない「クリ」。北は小布施、南は伊那と3つのクリの名産地を有しており、昔ながらの林業を馬と人で表現している。
発想力とそれを実現する技術力
風防をよくよく見てみると、非常に細かい線までもが黒皮鉄を抜いてデザインされている。これが紙ならばいざ知らず、鉄でやってのけたのはツカダファイネスの高い技術力がなせる業。
岡谷市に構える老舗の機械設備メーカーである同社が、通常の加工では表現できないような精密なデザインをファイバーレーザー加工機で実現している。熟練のオペレーターが試行錯誤したのも含め、半年にも及ぶ試作・企画期間を経て商品化にこぎつけた。
人気ギアと技術力の組み合わせで「語れるギア」に
コールマンのファイアーディスクはそのシンプルさと炎が美しく見えるという事から幅広い層で人気がある焚火台。円盤状である為、風の影響が受けやすかったり、調理がしづらいという欠点があったが、「KOMOREび」はそれらを一気に解決。そのデザイン性や技術力のバックボーンも含め「語れるギア」として愛用できそうだ。
商品概要
商品名 | KOMOREび |
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標準価格 | 1台 19,780円(消費税・送料込み) |
販売数量 | 先行予約販売分は100台限定 |
発送予定 | 4月下旬から(予定) |
重量 | 1.7kg |
サイズ | 【収納時】縦(高さ)10.5cm × 横幅 18.0cm × 奥行 2.8cm |
材質 | プレート部(黒皮鉄 1.6t SS400)、ヒンジ部(ステンレス) |
内容物 | Komore火 本体一式(完成品)×1台 |
販売サイト | FicxMoC 公式ECサイト |