Recampプレゼンツ「セミセルフサービス型の野営体験」の実証実験が中善寺湖でスタート
2022年11月04日 12:00
抜粋
キャンプ場の企画や運営を手掛ける株式会社Recampは、栃木県日光市の中禅寺湖にある「砥沢(とざわ)野営場」にて、野営体験プログラム実証事業を実施すると発表した。
日程は2022年11月5日~7日までの3日間で「セミセルフサービス型の野営体験」を検証するとのことだ。
背景にあるのは「国立公園満喫プロジェクト」

平成28年から環境省の主導で行われている「国立公園満喫プロジェクト」というものはご存知だろうか。国立公園の保護と利用を循環させることで、自然を守ることと地域活性化を両立させる施策の事で、現在は8ヶ所の公園でステップアップのためのプログラムが組まれている。
その内の1か所が今回実証実験が実施される日光国立公園で、「上質で奥深い魅力を満喫できる国立公園を目指す」という事が目的とされている。
「野営体験プログラム」実証実験はどんな内容?

冒頭で触れた「野営体験プログラム」の実証実験は具体的にどんなことをするのか理解を深めると、国立公園をどうしていきたいのかも分かってくる。順に説明していこう。
自然を満喫するアクティビティ
これはもはや説明するまでもなく「王道」な内容。自然の中でボーっとするのも悪くないが、アクティビティを通して積極的に自然と触れ合う事で、より自然の良さが分かるようになるというものだ。
今回のプログラムでは中禅寺湖カヌー、湖畔ウォーキングなどを1泊2日を通して体験するという内容になっている。
アウトドアリビングと最低限の寝床
自然の中に身を置くことがキャンプの楽しさであるとすれば、しっかり区画されたリビングではなく屋外をリビングと捉える「アウトドアリビング」の考え方こそが大切。寝床についてもある程度の快適性があれば十分とし、薪ストーブや焚き火といったアウトドアの醍醐味を楽しめるコンテンツを用意する。
シェフと作る「おいしいDIY」
キャンプに慣れていても悩むのが食事の問題。もちろん屋外で食べるカップラーメンも美味しいのだが、バランスよくおいしい食事をしようと思うと助けが欲しい。
そこでRecampが考えたのは、シェフが監修したレシピをシェフと一緒に作る「おいしいDIY」。自ら作るという手間もスパイスとなって、思い出に残る食事になること間違いなし。
グランピングとキャンプの間が欲しい

キャンパーがグランピングに対して「それってキャンプなのか?」という疑問を抱くシーンに頻繁に出会う。グランピングは非常に快適で楽しいのは事実だが、自分でリビングや寝室を作り、自然の中に空間を借りるという実感のあるキャンプに対して差があるのは、この記事を読んでいる方なら何となく感じていただろう。
アウトドアを楽しむという意味では、正直どちらの要素も欲しいが、それらを両立させるための解決策が「セミセルフサービス型の野営体験」という訳だ。現時点でもレンタルしたテントなどを設営・撤去してくれるサービスがあるが、それをもう一歩踏み出したような内容と言って良いだろう。
成果があれば身近な国立公園にも出来るかも?

今回の実証実験で成果が出れば、こういった「セミセルフサービス型の野営体験」もビジネスとして成立することが分かり、全国に30ヶ所近くある国立公園でも同様の取り組みが行われる可能性もあるだろう。
レポートは環境省の国立公園満喫プロジェクトのページで発表されると思うので、気になるという方は時間があるときにチェックしてみて欲しい。









