防災は肩の力を抜いて「サボる」!自分に合った心地いいスタイルを目指して
2022年08月26日 12:00
抜粋
ここ数年で一気に機運の高まった防災の意識。新型コロナウイルスの感染症や毎年起こる水害や地震などの天災に対して、きちんと備えをしているという方はどれくらいいるだろうか。
災害への備えはストイック過ぎても続かないし、かといって何もやらないのでは自分や家族にリスクが降りかかる可能性がある。そうなった時に落とし所としたいのが「”サボる”防災」だ。
主婦と生活社から発売された【「サボる」防災で、生きる】は、肩の力を抜いて出来る日常に寄り添った防災を紹介している。
「サボる防災」って、どういうこと?

サボる防災と聞くと、いざという時にちゃんと機能するんかいな、という疑問を抱くかもしれない。
本誌で紹介している「サボる防災」とは、決して防災の準備をサボるという意味ではなく「肩の力を抜いて、自分たちの足元を見つめなおし、将来の人たちのことも考えて、自分達に会った心地の良い防災を作り上げる」という事らしい。
かみ砕いて言うとすれば、「ガチで防災の準備し続けるのは疲れるから、もっとやりやすくて持続する方法にしようよ」あたりだろうか。それを叶えるのがキャンプとアウトドアなのである。
日常生活と防災の意識を結び付ける

防災意識の高まりから様々な防災マニュアル本が発売されてきたが、「サボる防災」では、日常生活と防災意識を結びつけるという点で少し異なる。完璧に道具を備えてあっても、いざという時にそれらは正しく使えるだろうか?
買ってから使ったことが無いとなると、初期不良で正常に稼働しないかもしれないし、問題なくても使い方がいまいち分からないというリスクもある。そういった意味では日常生活やアウトドアで使えるアイテムが防災でも使えるのが最も理想的。
そんなギア選びや、実践的なキャンプ知識を防災に活かす方法などをアウトドアと防災のプロである寒川夫妻に学ぶというのが今回の趣旨だ。
キャンプこそが究極の予行練習

いざ災害が起きた際に物資がすぐに届くとも限らないし、住む場所も満足に確保できないことも考えられる。さすがにキャンプが全てを解決するとまでは言い難いが、キャンプ慣れしている人とそうではない人でサバイバル術に差があるのは明白だろう。
屋外にリビングを作り、調理し、寝る。これこそが災害時の究極の予行練習と言っても過言ではない。そういった意味では普段はライターで着火する派のキャンパーも、時間のある時にファイアースターターで着火出来る様に練習しておくのも必要なのかもしれない。
ちょっと意識を変えてキャンプをすればそれは防災に

キャンプをレジャーとして楽しむのはもちろんだが、ちょっと意識すればそれは既に「防災」の一環となる。気持ちのスイッチを防災に切り替えてまでやる必要は無い、と言う意味では「サボる」という表現も少々過激だが的を射ているのかもしれない。
「サボる防災」を読めば頑張りすぎなくても自分や家族の防災意識とスキルを高めることが出来そう。災害はいつ来るか分からないので、思い立ったうちに行動はしておこう。
















