東海地方でキャンプ場を探すならコレ!本当に気持ちいいキャンプ場100「東海版」が発売
2022年04月22日 12:00
抜粋
キャンプと言えばどのエリアと聞くと、どこを思い浮かべるだろうか。雄大な自然とキャンプ場の数が多い北海道、キャンプ人口も多い関東近郊?しかし私は、東海在住キャンパーとして声を大にして伝えたいのが「東海エリアこそがキャンプの聖地である」という事だ。
それを知ってか知らずか発刊されたのが「ほんとうに気持ちいいキャンプ場100」の東海版。東海版となっているが、愛知・三重・岐阜・滋賀・奈良・静岡・長野・山梨のキャンプ場を収録しているとあって、言い換えれば「東海からアクセスできるキャンプ場」といったところだろう。東海在住の方はもちろん、関東や関西からの遠征組にもぜひ見ていただきたい。
やりたいこと別に調べられる
キャンプ場がひたすら100か所載っているのではなく、きちんとやりたいこと別にまとめられているのが本書の良いところ。どんなものがあるのか、一部を紹介させていただきたい。
新オープン&リニューアルしたてのキャンプ場
なんだかんだ言って、キャンプ場もオープンしてから何年も経つと汚れてきてしまうもの。それをいかに清潔に見せるのかという事で、日夜頑張っているキャンプ場も多いが、新しくオープンしたキャンプ場やリニューアルしたキャンプ場であればまだまだ綺麗。慣れてくれば多少のことは気にならないが、キャンプ慣れしていないパートナーや子どもを最初に連れて行くのであれば、やはり綺麗なところの方が良いだろう。
夏も涼しい水辺のキャンプ場
冬は暖房を追加したり着込めば寒さをなんとかできるが、夏はさすがに脱ぐのにも限界があるし、キャンプ場に冷房というのも考えづらい。そんな時に重宝するのが水辺のキャンプ場だ。空気より水の方が温度が低いので、熱された空気の温度が下がることで涼しく感じられる。水に入ってもOKなら尚の事涼しい。
「温泉」や「サウナ」が楽しめるキャンプ場
キャンプをすると少なからず体に疲れがたまるもの。キャンプ場に温泉やサウナがあれば、日頃の疲れと一緒にキャンプでの疲れも吹っ飛ばすことが出来て一石二鳥だ。特に温泉はご当地によって泉質が異なるのも面白い。
初心者もベテランも頭に入れておきたい「マナー」の話
キャンプ場紹介の他に、初心者にも嬉しい情報が掲載されているのも嬉しいポイント。特に最近のキャンプ場はコロナ禍という事もあって、マナーについても「With コロナ」を意識しているものもある。初心者の方に見ていただきたいのはもちろんだが、ベテランキャンパーも最新のマナーにアップデートするために目を通していただきたい。
細かい情報も掲載
他の情報に埋もれてしまうような細かな情報も整理されているらしく、かゆいところに手が届きそうだ。例えば家族4人でキャンプした場合の予算感や、携帯電波状況とWi-Fiの有無、トイレやキッチンの綺麗さといったホームページだけではわからない情報も掲載しているとの事。知らなくてもいい情報かもしれないが、知っているとより豊かなキャンプライフを過ごせるかもしれない。
本を眺めるだけでも楽しそう
恐らくキャンプが好きなら、この「ほんとうに気持ちいいキャンプ場100」を眺めているだけでも楽しくなってくるのではないだろうか。それと同時に「キャンプ欲」も増すことになるので注意が必要だが、色々なキャンプ場を見て行った気分になるというのも悪くない。
キャンプブームの中でキャンプ場も日々バージョンアップしているので、トレンドを掴んだり設備の水準を見たりと目を養うのにも役立つ。早速購入して秋以降の予定を立てよう。
発行 | 小学館 |
---|---|
定価 | 1430円(税込) |
発売日 | 2022年3月31日 |
詳細ページ | ほんとうに気持ちいいキャンプ場100 東海版|小学館 |